夢があるんだ、でっけえ夢が

ポケモンSVで1位取るために仕事辞めて今ニートです。

【S6 最終71位&92位】唯一無二さ、ユイツツミミガッサ【夢の途中】

おむーお!つきやまです!

SVで初最終2桁を達成し、ようやく少しは人に語れるくらいにポケモンがわかってきたのかなと思うので記念に構築記事を書きました。

よろしくお願いします!

(以下常体)

サムネ
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レンタル

歩み

無職になることによって発生した無限の時間と溢れるやる気でS5まで毎月800戦くらいこなしたが、思うように結果が出せず、自分が上位を目指すにはシンプルに実力が足りていないと感じた。

そのため、今月はまずしっかりとした実力を身に付けるためにディンカイサフゴやチオンドクガなどのサイクル構築を使って地に足ついたポケモンをやろうと考えた。

しかし、400戦ほどこなした2週目くらいからディンルーラッシャという地割れぶっぱ構築が流行し始め、更に鉢巻パオジアンや身代わりイーユイなどのサイクル破壊ポケモンに簡単に負けてしまう試合が多くなり、自分の貧弱なポケモン力でサイクル構築を使っていては勝てない環境になっていると感じた。

次に足りない実力を運や噛み合いで埋めるために、対面要素のあるディンルーラッシャを使ったところ、ヘイラッシャが不意の身代わり・電気テラスと草テラス・釣り交換によって余りにもカモられたので、ヘイラッシャを出せずに対面的な選出をすることが多くなってしまった。

最終的にS6の環境も踏まえて、上手に扱えないサイクル要素を捨て、対面に特化した構築を使用することに決定した。

構築経緯

対面構築ということで行動保証のあるポケモンとして、環境で通りがいいと感じた珠ミミッキュと選出画面で圧力がある襷キノガッサを採用。

次に、対面構築に安全に勝とうとする『舐めたサイクル』を破壊しつつ選出画面での圧力も高い眼鏡イーユイ&鉢巻パオジアンを採用。

ここまででキツい壁ビルド構築やチオンジェン・キョジオーンなどの搦め手に強く、構築に足りてない『速さ』を補う特殊アタッカーとしてエナジーツツミを採用。

最後に、キノガッサが何も出来ないサーフゴーに対して最低限の引き先になりつつ、多くのポケモンと殴り合えるチョッキ枠としてディンルーを採用して構築が完成した。

コンセプト

・構築で取れる戦法を『対面』に絞ることで選出画面や対戦中の思考の数を減らし、相手の選出や試合展開の読みに集中する。深い思考で実力差を埋める。

・パオジアンの氷柱落とし怯みやキョジオーン絡みなど、綺麗に対処するのが難しい要素に対して割り切った構築作りと立ち回りを実現する。

・テラスタルに依存しないポケモンで固めることで、試合展開に応じていつでもテラスタルを切れるようにする。

・眼鏡イーユイや鉢巻パオジアンの超パワーで『舐めたサイクル』を破壊する。

 

個体解説

ディンルー

(イラスト募集)

テラスタイプ:はがね

性 格:意地っ張り

特 性:災いの器

実数値:239(68)-176(236+)-146(4)-*-117(132)-74(68)

持ち物:とつげきチョッキ

技構成:地震 / ヘビーボンバー / ストーンエッジ / 地割れ

〈調整〉

H…16n-1

A…11n

B…端数

D…Hの半数以下になるよう余りを振った

S…ミラーや少し振った50族などを抜けるよう多めに振った

 

鋼テラスにすることで本来不利なパオジアンやハバタクカミに対しても一気に有利になるのが強く、相手が前のめりな選出をしてきた時は良く刺さった。

環境で浮いているポケモンカイリューとミトムくらいしか居ないため通りが良いと考えていたが、ほぼ全ての構築にカイリューかミトムが入っていたので選出しづらかったのが微妙だった。

たまにチオンジェンやキョジオーン入りに選出して地割れを撃ちまくっていた。(これが出来なければさっさと別のポケモンに変更していた)

選出率6位

パオジアン

(イラスト募集)

テラスタイプ:フェアリー
性 格:意地っ張り
特 性:災いの剣
実数値:159(28)-187(236+)-106(44)-*-86(4)-180(196)
持ち物:拘り鉢巻
技構成:氷柱落とし / 噛み砕く / テラバースト  / 氷の礫

〈調整〉

H…16n-1

A…11n

B…無振りディンルーの地震2耐え

D…端数

S…最速テツノドクガ抜き抜き

 

重いコノヨザル入りに対して初手から出して奇襲をかけていた。また、相手のミミッキュやセグレイブなどの対面性能の高いポケモンに対してテラス込みで対面勝てるのが偉かった。

初手パオミラーではS関係がバレるのもあって、8割氷柱落としを押されていたのがしょうもなかった。

テツノカイナ対面では猫騙し読みでテラス無し氷柱落としを選択し、怯まされてから妖テラバを選択する立ち回りもしていた。

もう少し耐久に厚く振ってラムの実を持たせることで、撃ち分け可能な対面性能の高い型にすることも考えたが、使い慣れていたこととサイクル破壊をイーユイに一任してしまうこともあって最後まで鉢巻型で使った。

火力・素早さ共に環境トップの性能を誇るこのポケモンをあまり強く使えていなかったのが今期の反省点。

イーユイ

(イラスト募集)

テラスタイプ:ほのお
性 格:控えめ
特 性:災いの勾玉
実数値:131(4)-*-100-205(252+)-140-152(252)
持ち物:拘り眼鏡
技構成:オーバーヒート/ 大文字噴煙悪の波動

〈調整〉

ガチ特化CS252振り

テラスオーバーヒートで対面から全てのポケモンを1発で落とす

テラス大文字で受け出してきた全てのポケモンを2発で落とす

 

圧倒的MVP。破壊王

火力がヤバすぎて舐めたサイクルを許さないので、どんな相手も対面的な勝負に持ち込むことが出来る。サイクルしようとしてきたら3-2から試合を始めることが出来るのでそのまま勝つ。困ったらこいつを初手においてテラス込みで対面バトルを仕掛けていくと、無理めな相手にも一定の勝率をキープ出来た。

イーユイに後出しが成功したポケモンはシーズン通して穏やかD252ラッキーとチョッキママンボウくらいだったと思う。

具体的にどれくらい火力があるかと言うと、チョッキセグ、チョッキカイナ、お盆ディンルーはテラスオバヒで一発。チョッキディンルーや穏やかハピナスはテラス文字が受からない。タイプ相性を無視してテラス炎技を撃っておけばあらゆるサイクルを破壊できる。

この悪魔的火力に加えてSが152とそこそこ速いので、テラス込みの対面性能も高い。ミミッキュやハバタクカミに対してはテラスを切ることで対面勝つことが可能で、カイリューや襷枠のような行動保証があるポケモンに対しては噴煙や悪の波動で最低限削りながらあわよくば運勝ちを狙っていける。

またキノガッサと非常に相性が良く、イーユイが苦手な水・地面にはキノガッサが刺さり、キノガッサを見て出てくるサーフゴーや草タイプにはイーユイが強く出られる。

イルカマンやガブリアスにのみ何も出来ずに倒されてしまうため注意が必要。

選出率1位

テツノツツミ

(イラスト募集)

テラスタイプ:みず
性 格:臆病
特 性:クォークチャージ
実数値:157(204)-*-135(4)-176(252)-81(4)-178(44+)
持ち物:ブーストエナジー
技構成:ハイドロポンプ / フリーズドライ / 身代わり / アンコール

〈調整〉

HB…特化カイリューのテラス神速2耐え、ヘイラッシャのウェブタ身代わりが耐え

HD…198ハバタクカミのムンフォ耐え

 

役割がスイーパーではないので、Sを最低限まで落とし耐久に厚くすることで対面性能を引き上げた。

ディンルーラッシャを使っていたときに補完や対面の駒として良く選出し、練度を高めることが出来たので最後まで使った。

この構築においては、立ち回り次第で1:1以上を取って不利な状況から巻き返しを図ることが可能という点で地味に貴重な枠だったと感じる(他のポケモンは1:1で勝つことに特化している)。例を挙げると、相手のパオジアンの氷柱落とし怯みに対して死に出しから身代わりを残してパオジアンを突破することで、つまらない負けを回避することが出来たりする。

展開次第では1試合に3回くらいハイドロポンプ撃つ必要が発生するが、受け入れた。

有利対面であってもテラスタルで状況が変化する可能性があるので、落ち着いて1度身代わりを貼って様子を見るか判断することも重要。

ミミッキュ

(イラスト募集)

テラスタイプ:ゴースト
性 格:意地っ張り
特 性:化けの皮
実数値:131(4)-156(252+)-100-*-125-148(252)
持ち物:命の珠
技構成:じゃれつく / シャドークロー / 影うち  / 剣の舞

〈調整〉

ガチ特化AS252振り

大体のハバタクカミをテラス影うちで一発で落とす

 

構築の始点。ハッサムに対してワンチャン殴り勝てる点、影うちのリーチを伸ばせる点、テラス後も神速を透かせる点を評価してゴーストテラスタルで採用した。妖テラスの方が警戒されていたように感じるため正解だったと思う。

相手のクッション後出しなどを考慮してほぼ初手に置くことは無かったが、抜群の安定感で最高の2体目、3体目となってくれた。

特に語ることはないが、強いて言うなら「相手の攻撃を耐えるか」「剣舞 影うちで落ちるか」などよくダメ計をすることが重要だと感じた。

ミラーが多く発生したのがしょうもなかったため、ミラーに強い型やノーマルテラスタルにする選択肢もアリ。

キノガッサ

(イラスト募集)

テラスタイプ:ゴースト
性 格:意地っ張り
特 性:テクニシャン
実数値:135-200(252+)-101(4)-*-80-122(252)
持ち物:気合いの襷
技構成:種マシンガン / マッハパンチ / 岩石封じ / キノコの胞子

〈調整〉

ガチ特化AS252振り

大体のカイリューマルスケ込みがんぷう2発で落とす

 

ミミッキュ・イーユイと相性のいい襷枠。8世代では居なかったこともあってか初手キノガッサに綺麗な処理ルートを準備していない相手が多く、随分舐められていたように感じた。ステロ撒きがいない構築には、後手に置くことで事故を避けながら安全に使うことが出来る。

種ガン、マッパ、キノコの胞子まで確定で@1はカイリューを意識して岩石封じとした。この技構成だとサーフゴーに対して何も出来ないが、ディンルー・イーユイがサーフゴーに後出し可能で、パオジアンも含めて選出に圧力がかかっているので、サーフゴーが見えても特に気にせず出していた。不意の草テラスは割り切っていた。

初手のカイリューはラムの実や鉢巻であることが多く、岩石封じから入って2ターン目にテラスタルすることで引かれることなく処理することが出来た。

キノガッサミラーでは、お互いにマッパを撃ち合って次のターンにテラスタルすることで対面勝つことが可能。

最終2桁チャレンジの試合で1/4削れたラス1キノガッサに、ハバタクカミが炎テラス警戒でシャドーボールを撃ってきて耐えて勝ったのがアツすぎた。

 

要点

・初手から躊躇せずにテラスタルを切ってでも1:1交換を狙っていく。

・最初の1:1交換が終わるタイミング(相手の2体目が出てきた時/こちらの1体目が倒される時)に相手の裏の選出をよく考えて試合展開を読んだ上でこちらの2体目を選択する ※超重要

・経験に基づいてある程度割り切った選出や立ち回りをする。全対応しようとしない。

 

選出

初手から2体

初手(or)→

この出し方が多かった。ミミッキュとツツミが刺さっていることを意識しながら柔軟に選出。

入り

初手oror@1

ほぼ初手に来ることはないので、こちらもキノガッサを後発に置いて相手の後発カバルドンに合わせていく。初手はカバルドンを受け出されないようイーユイ、パオジアン、ツツミから入る。最悪、初手にカバルドンが来てもステロを撒かせずに倒せる。

入り

@1(ほぼテツノツツミ)

物理4枚の対面構築なためヘイラッシャはほぼ100%投げられた。そこを逆にカモれるよう厚く選出することで高い勝率を得ることが出来た。セグカミラッシャにはツツミではなくミミッキュを出した。

絡み

@1(パオジアンが多い)

ミミガッサが無力化されるため、割り切った選出と立ち回りで一定の勝率を狙っていく。

初手イーユイの火力押し付けで先に数的有利を作ってしまうと楽になることが多かった。イルカマンがいる場合はパオジアンやテツノツツミを初手に置いた。

()等の舐めたサイクル

初手@2

破壊。

重いポケモン、構築

・ノマテラカイリュー、ノマテラカミ

この2体はミミッキュで見ていることが多いため、こいつらにノーマルテラスタルを切られると不利な展開になることが多かった。先に圧力をかけてテラスタルを吐かせたり、裏にガッサやテツノツツミを置いておくことで対応。

・ディンカイサフゴなどでサイクルの顔をしたツツミ+ミミの対面構築(多い)

こちらもツツミ+ミミを出していることが多いのでミラーが発生して勝率を維持しにくい。

ケンタロス入り舐めサイクル(たまにいる)

イーユイで破壊したいのにケンタロスがイーユイと同じ100族なためキツい。

クレベース&ラッキー(ほぼいない)

ガッサで何とかするしかないけど大体サフゴや草テラスいるし相手がプレミしない限り無理。

結果

TNはるちゃ 最終2084 - 71位 307-234

TNつきやま 最終2076 - 92位 165-98

TNめい   最終1936 - 545位  173-134

合計1111戦645勝466敗(58%) やりスギィ!


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『夢』

「おいつきやま。2ロム2桁で保存フィニッシュって現実主義の某っちゃんねるかよお前は。それでもDreamerかよ、何がでっけえ夢だよ働けよ。」という声が挙がっているので、ここで説明しておく。

自分に限らず「ランクマをやっている全ての人間」、何なら「この世の全ての漢ども」の最終的な目標は『1位を獲る』ことで間違いない。みんなそのはず。しかし、何事にも順序というものがある。

想像してみてほしい。今まで最終2桁すら取れていない人間がいきなり最終日終盤に1桁くらいの上位帯で平常心を持って1位を目指して潜り続けられるだろうか。無理だ。保存するか、プレッシャーに耐えられずに満足のいくプレイングが出来なくなって爆溶かししてしまうだろう。最終2桁未達成の人間と毎シーズン1位を目指して潜っている人間とでは、そこのメンタル面に天と地ほどの差がある。まさに格が違う。

つまり、最終1位を達成していたり最終1桁を複数回達成しているような人間じゃなければ最終1位を目指す土俵にすら上がれないということだ。

自分はまずそこに並ぶ必要があると考えた。そのためには長い期間でしっかりと実力をつけながら着実に実績を積み上げていかなければならない。

まずは最終2桁。それができたら今度は最終日に2桁帯で潜って経験を積む。そうして最終1桁をとって、今度は最終日に1桁帯で潜れるようになって初めて『最終1位』に指がかかると思っている。今回の最終2桁はこのストーリーの始まりの布石。ほんの序章に過ぎない。理解していただけただろうか。S6に関しては最終2桁を獲ることこそが大事だったということだ。次からは違う。S7最終日は是非2桁帯でこんにちはしよう。

 

『奇跡の1位』なんて要らない。誰にも文句を言わせない『真の最終1位』が欲しい。

今作は素晴らしい。今のところ名前も実績もある真の強者のみが最終1位を獲っている。俺もそうなりたい。

宣伝(敬体)

ようやく納得のいくポケモンが出来るようになったので『最強!つきやまch』再始動しようと思ってます!

昔の視聴者も、この記事で初めて自分を知った人も、暇なときに遊びに来てください!

よろしくお願いします!

(42) 最強!つきやまch - YouTube

 

special thanks

・キャスで一生もがいている自分を信じて応援してくれたみんな

・自分を成長させてくれた全ての対戦相手(受けループを除く)

・ぱるよし、タヌト、もっちゃん

・♡可愛すぎる彼女♡

 

質問・連絡・ご指摘等あれば

Twitter@OMU_Dremaerまで